アルカリ乾電池とマンガン乾電池の違いは?正しい使い方を知ろう

こんにちわ。家電が大好きな津田(@twitter)です。

日常生活に欠かせない小さなアイテム、乾電池

充電式の電池が登場して久しいですが、今でも使い捨ての電池を使っている人も多いでしょう。

しかも多くの人が脳死状態で、アルカリ電池を使っているのではないでしょうか。

え、パワーがあって長持ちするからアルカリがいいんじゃないの?

ていうかマンガンなんて使ったことないよ

津田

津田

アルカリ一択でいいなら、そもそもマンガン電池なんて絶滅してるよ。

いまだに売っているのには、ちゃんとした理由があるから

今回は家電量販店で働く私が、アルカリ電池とマンガン電池の違いや正しい使い方を解説します。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

この記事を読むとわかること
  1. アルカリ電池とマンガン電池の特徴
  2. それぞれにおすすめの機器
  3. 使用上のポイント

難しい話はありませんので、ご安心を。

「合う機器だけ教えてよ」という人は、「2.アルカリ電池とマンガン電池それぞれにおすすめの機器」だけでOKです。

アルカリ電池とマンガン電池の違いと特徴

そもそもアルカリとマンガンで何が違うのか、よくわからない人が多いと思います。

漠然と「アルカリの方がハイパワー」というイメージを持っていませんか。

アルカリの方が、ハイパワーなのは間違いではありません。

ここでは、

  • アルカリとマンガンで何が違うのか
  • アルカリ電池の特徴
  • マンガン電池の特徴

を超簡単に解説しますね。

アルカリとマンガンは何が違うの?

実は、アルカリとマンガンはほとんど同じ電池です。

マンガン電池が進化したのがアルカリ電池で、材料も変わりません。

プラス極に「二酸化マンガン」、マイナス極に「亜鉛」を使用しています。

違うのは量や形、作り、そして電池の中にある電解液。

この辺の話を詳しくすると、科学の話になってしまうので、今回は割愛します。

アルカリ電池とマンガン電池は本質的に同じ物ですが、具体的にどんな特徴があるのかおさらいしましょう。

アルカリ電池の特徴

アルカリ電池の特徴は、

アルカリ電池の特徴
  • ハイパワー
  • 容量が大きい
  • マンガン電池より長持ち

といったところです。

ほとんどの人が同じような内容を、思い浮かべたと思います。

マンガン電池より、

  • 「二酸化マンガン」と「亜鉛」の量を増やしたこと。
  • 電解液に「アルカリ性の水酸化カリウム」を使っていること。

で、乾電池の主流となりました。

アルカリ電池は、おもに大電流を必要とする機器に適しています。

多くの人はこの特徴だけで、アルカリ電池を選んでいるのではないでしょうか。

マンガン電池の特徴

一方でマンガン電池は、

マンガン電池の特徴
  • パワーが弱い
  • 休ませながら使うと電圧が回復する
  • 安価

といった特徴を持っています。

電解液は「弱酸性の塩化亜鉛など」を使用していますが、ぶっちゃけどうでもいいですよね。

重要なポイントは「休ませながら使うと電圧が回復する」こと。

知らない人や、忘れている人が多いのではないでしょうか。

大電流を必要とする機器には不向きな反面、

  • 微弱な電流でよい機器
  • 休ませながら使う機器

には最適です。

それぞれの電池がどんな機器に向いているのか、具体的にみていきます。

アルカリ電池とマンガン電池それぞれにおすすめの機器

それぞれの特徴は下記の通りでした。

アルカリ電池の特徴
  • ハイパワー
  • 容量が大きい
  • マンガン電池より長持ち
マンガン電池の特徴
  • パワーが弱い
  • 休ませながら使うと電圧が回復する
  • 安価

大切なことは、特徴を把握して電池を使い分けることです。

ここで代表的な物を紹介するので、持っている物をチェックしてみてください。

もしかしたらなんでもかんでもアルカリ電池を使うことで、機器の寿命を縮めているかもしれませんよ。

アルカリ電池がおすすめの機器

ここまで「アルカリ電池は使うな」と言わんばかりでした。

そんなことはなくて、アルカリ電池が向いている機器はたくさんあります。

アルカリ電池が向いているのは、大電流を必要とする機器で、連続使用するもの。

  • デジカメ
  • ワイヤレスマイク
  • ヘッドホン
  • シェーバー
  • ラジオ
  • ICレコーダー
  • オーディオプレイヤー
  • ワイヤレスマウス
  • 子供用のおもちゃ

連続使用する物や、電力消費が多そうな機器が並んでいますね。

でも今の時代で、これらに乾電池入れますか?

使ってもワイヤレスマウスと子供のおもちゃくらいだ!

イマドキの製品はほとんどがバッテリー式で、充電して使う物が多くなりました。

思った以上にアルカリ電池の使い道は、狭まっているんです。

マンガン電池がおすすめの機器

次に、マンガン電池がおすすめの機器を紹介します。

マンガン電池が向いているのは、休み休み使う機器。

  • 各種リモコン
  • インターホン
  • 掛け時計・置き時計

電池を使うといえば、これらを思い浮かべませんか?

私が使っているのも、ほとんどがリモコンか時計です。

連続使用しない物や、しても電力を消費しない物はマンガン電池がおすすめ。

機器に負担がかかりませんし、安価です。

ただし説明書などで、電池の種類が指定されている場合は従いましょう。

特にリモコンは壊れると結構めんどいです。

丁寧に取り扱うだけでなく、電池にも気をつかってあげましょう!

アルカリ電池とマンガン電池を使う上での5つのポイント

さて、おすすめの機器がわかったところで、電池の取り扱い方をサラッと解説します。

  1. コツ①:上手な保管方法
  2. コツ②:正しい処分方法
  3. コツ③:電池の取り替えは全部まとめて
  4. 注意①:アルカリ電池とマンガン電池の併用はNG
  5. 注意②:電池の液漏れ

聞いたことがあるものも、あると思います。

どれも簡単なので、ぜひ実践してくださいね。

コツ①:上手な保管方法

電池は使っているときより、むしろ使っていないとき(=保管しているとき)が大切です。

特に、

  • 高温多湿を避ける
  • 電極は絶縁処理する

この2点が大事。

「高温多湿を避けた方がいいもの」って多いですね。

電池もそのひとつです。

風通しがよく、乾燥した涼しい場所が保管するのがベスト。さらに言えば温度は10〜25度が良いと言われています。

津田

津田

あとは、

  • 他の金属製品と一緒にしないこと!
  • 電極は絶縁処理しよう!

絶縁処理は、セロハンテープを貼るだけでOKです。

絶縁しないで保管すると、他の電池や金属製品と接触したときにショートする恐れがあります。

最悪の場合、発火することも。

たいした手間じゃないので、余った電池は必ず絶縁処理しましょう。

コツ②:正しい処分方法

電池が切れると困るのが、処分方法。

大きく分けて2つの処分方法があります。

  • 自治体の処分方法に従う
  • 家電量販店に持って行く

どちらの処分方法にしても、確実に行うべきなのは絶縁処理です。これは必ず守りましょう。

あと、家電量販店で回収してもらう場合も、ひとつ注意してください。

あまり大量にもっていかないこと。

ため込んで持ってくる人が多いですが、やめた方が無難。

回収を断られるケースもあるので、こまめに持って行きましょう。

買い換えの度に、持って行くのがベストです。

コツ③:電池の取り替えは全部まとめて

電池を取り替えるときは、全部まとめて取り替えてください。

4本使う機器で、チェッカーを使用すると1本だけ切れていたらどうしますか?

もったいないし、その1本だけ取り替えるよ!

津田

津田

それ、やめようね…。

新しい物と古い物を混ぜて使用すると、下記のようなリスクが発生します。

新旧を混ぜると起こりうること
  • 古い電池の影響で、全部の電池が弱くなる
  • 液漏れする

全部の電池が弱くなることも避けたいですが、なにより液漏れは危険です。

人体に影響を及ぼすこともあるので、注意してくださいね。

注意①:アルカリとマンガンの併用はNG

アルカリとマンガンを混ぜて使用するのもNGです。

別物と考えられるので、混ぜてしまうと本来とは違う使い方と言えます。

混ぜることで、

併用はNG
  • 液漏れ
  • 発熱
  • 破裂

といった現象が起こることも。

余っている物を適当に使用するのではなく、

  • 種類
  • メーカー
  • 銘柄

を合わせて使用しましょう。

注意②:電池の液漏れ

電池の液漏れについては、以下の原因を紹介しました。

  • 新しい物と古い物を混ぜて使用する
  • アルカリとマンガンを併用する

しかし、それより身近な原因は、

機器を使わないまま、電池を入れっぱなしにしていた

というもの。

特に多いのは懐中電灯です。

津田

津田

非常時に備えて用意しておくのはいいことですが、電池は外しておきましょう。

「いざというときに液漏れして使えない」ことがないようにね!

他の機器も同じで、使わないときは外しておくと安心です。

まとめ:アルカリとマンガンの特性に合わせて使い分けよう!

こうやってみると、乾電池って意外と奥が深いものですね。

充電式やボタン電池も含めると、もっと多様です。

今回のアルカリとマンガンについて、以下にまとめます。

アルカリ電池とマンガン電池、材料に違いはほぼない!

アルカリ電池

特徴

  • ハイパワー
  • 容量が大きい
  • マンガン電池より長持ち

おすすめの機器

  • 連続使用する機器
    • デジカメ
    • ワイヤレスマウス
    • 子供のおもちゃ など
マンガン電池

特徴

  • パワーが弱い
  • 休ませると電圧が回復する
  • 安価

おすすめの機器

  • 休み休み使用する機器
    • リモコン
    • インターホン
    • 時計 など

続いて、アルカリやマンガンにかかわらず電池を取り扱う際に、気をつけたいポイントは5つありました。

電池を使用する上での5つのポイント
  • 高温多湿を避けて、絶縁処理して保管する。
  • 自治体に従うか家電量販店へ。絶縁処理を忘れずに!
  • 電池の取り替えは全部一緒に!「1本だけ」はNG。
  • アルカリとマンガンは併用NG。銘柄やメーカーも同じ物を使おう。
  • 使用する予定のない機器からは外しておく!入れっぱなしにすると液漏れの原因に!

アルカリ電池とマンガン電池は同じ「乾電池」ですが、特性が大きく違います。

間違った使い方をしてしまうと、電池の消耗が早くなるばかりではなく、機器が壊れてしまう可能性も。

使い分けは大変かもしれませんが、機器が長持ちするし節約につながります。

ぜひ正しい電池の使い方を実践してみてくださいね。

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